危険物乙4の取り方|受験料5,300円・誰でも受験OK・合格率34%
危険物取扱者 乙種第4類(乙4)は、ガソリン・灯油・軽油などを扱うための国家資格です。受験資格は不要。試験は2時間・35問のマークシートで、科目ごとに6割で合格。受験料・試験の中身・合格率・免状を受け取るまでの道筋を、消防試験研究センターの公式情報で整理しました。
※記事内に広告(PR)を含みます
受験資格なし・誰でも受けられる
危険物乙4の取り方
AT A GLANCE
危険物取扱者 乙種第4類の早見表
- 資格名
- 危険物取扱者 乙種第4類
- 種類
- 国家資格(消防法)
- 費用の目安
- 受験料5,300円(非課税)+免状の交付手数料2,900円
- かかる日数
- 試験は1日(試験時間2時間)
- 受ける条件
- 受験資格なし(誰でも受験できる)
- 公式の出典
- 公式情報を確認する ↗
目次
「乙4って、どんな仕事で必要になるの?」
「受験料はいくら? 学歴や経験がなくても受けられる?」
「どのくらいの人が受かっている?」
危険物取扱者の乙種第4類(乙4)は、ガソリン・灯油・軽油などの引火性液体を扱うための国家資格です。講習ではなく、試験に合格して取ります。
この記事でわかること
- 乙4で扱える危険物と、必要とされる場所
- 申し込みから免状を受け取るまでの5ステップ
- 試験の中身(3科目・35問)と合格の基準
- 受験料・免状の手数料と、直近の合格率
この記事の答え
乙4は受験資格がなく、誰でも受けられます。試験は2時間・35問のマークシートで、3つの科目それぞれで6割以上とれば合格です。
受験料は5,300円。合格したら、免状の交付手数料2,900円を払って免状を受け取ります。令和8年4〜8月の合格率は34.0%でした。
乙4って、名前はよく聞くけど何の資格なんですか?
ガソリンや灯油みたいな、燃えやすい液体を扱うための国家資格だよ。まずは何ができるかから見ていこう。
ゴール:取ると何ができる?
危険物取扱者の免状には、甲種・乙種・丙種があります。乙種は第1類から第6類に分かれていて、**乙4は第4類の「引火性液体」**が対象です。
| 区分 | 扱える危険物 |
|---|---|
| 甲種 | すべての類の危険物 |
| 乙種第4類(乙4) | 引火性液体:ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類など |
| 丙種 | 特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限る |
乙種の免状を持つ人は、指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。
また、甲種か乙種の取扱者が立ち会えば、免状を持たない人も取り扱いと定期点検ができます。
一定の量以上の危険物を貯蔵したり取り扱ったりする化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリーなどの施設には、危険物取扱者を必ず置かなければなりません。
道筋:免状を受け取るまでの5ステップ
- 試験日を調べる 試験は東京の中央試験センターと、道府県の支部で行われます。住んでいる場所に関係なく、希望する都道府県で受けられます。
- 受験を申し込む 申し込みは「電子申請」(推奨)と「書面申請」があります。電子申請なら、受付期間中は24時間申し込めます。
- 試験を受ける 当日は、写真を貼った受験票と、鉛筆かシャープペンシル(HBかB)、消しゴムを持っていきます。
- 結果を受け取る 合格・不合格にかかわらず、受験した人に「試験結果通知書」が届きます。
- 免状の交付を申請する 合格したら、交付手数料(2,900円)を納めて免状の交付を申請します。
講習に通わなくていいんですね。
そう、試験に受かれば取れるよ。だから試験の中身を先に知っておこう。
試験の中身:3科目・35問・2時間
| 試験科目 | 問題数 |
|---|---|
| 危険物に関する法令 | 15問 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 |
| 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 |
| 合計 | 35問 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験の方法 | マークカードを使う筆記試験(五肢択一式) |
| 実技試験 | なし |
| 試験時間 | 2時間 |
| 合格基準 | 試験科目ごとに、それぞれ60%以上 |
3つの科目すべてで6割以上が必要です。合計点が高くても、1科目でも6割に届かなければ不合格になります。
すでに乙種の他の類の免状を持っている人などは、科目の一部が免除されます。
日数
試験は1日で、試験時間は2時間です。試験日は支部ごとに決まっているので、消防試験研究センターの「試験日程」で確かめてください。
費用:受験料5,300円+免状2,900円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 受験料(乙種) | 5,300円(非課税) |
| 免状の交付手数料 | 2,900円(1種類につき) |
| 合計 | 8,200円 |
一度払った受験料は返ってきません。免状の手数料の払い方は都道府県によって違うので、申請する支部の案内を見てください。
合格率34%って、3人に1人くらいですね。
うん。公式の過去問で、3つの科目を一つずつ固めていこう。一歩ずつ行けば、ちゃんと着くよ。
合格率:令和8年4〜8月で34.0%
消防試験研究センターの試験実施状況(令和8年4月〜8月)では、乙4はこうでした。
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 申請者 | 98,240人 |
| 受験者 | 85,192人 |
| 合格者 | 28,987人 |
| 合格率 | 34.0% |
前の年の同じ時期(令和7年4〜8月)は31.3%でした。
勉強には、消防試験研究センターが公開している「過去に出題された問題」が使えます。
取ったあとの仕事
乙4が求められるのは、危険物を扱う施設です。公式の説明では、化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリーなどの施設が挙げられています。
危険物の取り扱い作業をしている危険物取扱者は、決められた期間ごとに、都道府県知事が行う講習(保安講習)を受けなければなりません。
そろえる教材
危険物乙4のテキスト・問題集
試験は3科目それぞれ6割が合格ライン。公式の過去問とあわせて、苦手な科目を問題集で見直すと進めやすくなります。発行年が新しいものを選ぶと安心です。
eラーニングで学ぶなら:SAT
現場系・技術系の資格のeラーニングを扱うSAT株式会社の講座一覧には、「危険物取扱者」があります(2026年11月3日に公式サイトで確認)。テキストを読むだけでは不安な人の、もう一つの選び方です。
よくある質問
学歴や実務経験がなくても受けられますか?
受けられます。乙種と丙種は受験資格がなく、誰でも受験できます。
試験に実技はありますか?
ありません。マークカードを使う筆記試験だけです。
住んでいない県でも受験できますか?
できます。居住地に関係なく、希望する都道府県で受験できます。